AIT FASHION FESTIVAL 2011を開催しました
2月11日(金・祝) NTTクレドホールにて、2011 AIT FASHION FESTIVALを開催しました。
2回公演ともたくさんのお客様に来ていただき、大盛況でした。
世界各国の壮大な建築物をデザイン発想のルーツにしたテーマ作品や
そのほかにも、コンテスト受賞作品や卒業生コレクションなど見どころいっぱいのファッションショーでした。
ロビーにはファッションの世界で活躍する卒業生のお店の出店もあり、お客様にも大好評でした。
ではそのファッションショーの模様をご紹介します。
卒業生 COLLECTION
ブランド名: D.ari
コンセプト: シンプルでありながら癖のある形を追求し、良い意味で期待を裏切る物作り。
帽子デザイナー: 有馬大輔
プロフィール: 2009年 自らのブランド D.ariをスタート
東京・広島を拠点とし、受注展示会を精力的に行っている。
コレクション活動のほか、一点物が多くのアーティストに好まれ、PVやツアーなどで使用される
ブランド名: RICA UENO
コンセプト: 「洗練された美しさ」を追求した神秘的な"純白の世界"-
学生テーマ作品
V ヴィジュアル・リプレゼンテーション -視覚表現-
世界には見る者を魅了する建築物が多数存在します。
有史以来、創意工夫を重ね、時代を超え今に伝わる美しく壮大な建築物。
その外観に注目し、デザイン発想の源としました。
アメリカ 「ウィリスタワー」
都会的で世界でも最先端を行くアメリカ。
アメリカで最も高い超高層ビル「ウィリスタワー」の雰囲気から、未来をイメージして制作。ガラス張りの全面、直線的なフォルムそして硬さに注目し、デザインに取り入れ、昼と夜のウィリスタワーを表現。
日本
「厳島神社」
日本が誇る世界遺産
厳島神社の荘厳たる大鳥居。
静かに揺れる青の水面に映える朱塗りの大鳥居の大胆かつ繊細な佇まいを、表現。
日本
「二条城」
日本を代表する武家風書院作りである二条城をテーマに現代的なシルエットと着物のイメージをミックスしてデザイン。
イタリア
「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」
「花の都」として有名な都市 イタリア
花の女神フローラの町としてフォロレンティアとして名付けられた。そんな美しい街並みの中でも、ドゥオモのあざやかなオレンジ、繊細なシルエットを形に。
イタリア
「アルベロベッロ」
アルベルベッロのトゥルッリを基に服にデザイン。
全体のイメージをやわらかな色合いでまとめ、平らな石を何層も積み上げている屋根を様々な素材と技法で表現。
スペイン
「グエル公園」
ガウディの作品の特徴である、生物的な曲線とタイルや煉瓦の無機質な素材感を取り入れました。
立体的でどこかわくわくする陽射しにあふれた公園を表現。
スペイン
「カサ・バトリョ」
ごつごつとした骨のような曲線や独特のラインを大きくシルエットに落とし込み、仮面を形どったバルコニー、破砕タイルのモザイクなど細かい部分も取り入れ、雰囲気を醸し出しました。
フランス
「ノートルダム大聖堂」
ゴシック建築の象徴とされる外観や、きらびやかなバラ窓をイメージし、制作。
外から光を受けて、さまざまな色を生み出すステンドグラスをカットワークで、全体を落ち着いた色合いで統一し、少し大人の女性を表現。
フランス
「サンテグジュペリTGV駅」
駅の外観が恐竜の骨をイメージして作られているため、個々のデザインも無機質な冷たさを表現するためにグレーをベースにした様々な素材を使用し、外観の立体感を表現。
ドイツ
「ノイシュバンシュタイン城」
眠れる森の美女のモデルになったお城。
トンガリ帽子の屋根の色、シルエット、ディティールを服に落とし込み、ドイツという国独特の強さを装飾などで表現。
イギリス
「the O2」
世界最大のドーム。
時を表す12本のマストと単一の屋根をデザインに取り入れました。白い外観をベースに衣装をパレットに見立て、夜のライトアップに輝く光の色を絵具にたとえています。