「世界からの微笑」福田繁雄さんの作品再現に挑戦!
2月21日~3月31日 広島県立美術館で「ユーモアのすすめ 福田繁雄大回顧展」が開催されている。
福田繁雄さんは、視覚のトリックを利用した独自の作風によって「日本のエッシャー」とも呼ばれた、世界的なグラッフィクデザイナーです。
福田さんの作品の一つである「世界からの微笑」の作品再現を同館より依頼され本校学生が挑戦しました。
この作品は小さな国旗をつなぎ合わせモナリザを作り出すというもの
12㎝×18㎝の国旗を1104枚ミシンで一枚一枚つなぎ合わせ、縦5,8メートル×横4,1メートルの巨大モナリザを完成させました。
【作品制作風景】
色々な国の国旗をまずは図案どおり縦列に並べていきます。並び順を一つでも間違えると、モナリザの顔の形が変わってしまうので、何度も確かめながら並べていきます。
並べ終わったら、ミシンで縫製です。
作品が出来上がるにつれ、どんどん大きくなっていくので、みんなでサポートしながら、縫っていきます。
完成しました!!
1/3くらいまでは本当にモナリザが現れるかとても不安になりながら、もしかしたら途中の配列を間違えているかもと、ドキドキしながら作業を進めてきましたが、モナリザの顔が現われてくるとみんな一安心。みんなもモナリザのように微笑みが出てきます。
これで一気にペースが上がりできあがりました。
この巨大な作品にみんなびっくりです。
後日
出来上がった作品を県立美術館に設置しました。
ポールに作品を縫いとめていきます。
いよいよ作品を上げていきます。
上がるにつれて、モナリザの顔が現われてきます。
この展覧会は、福田さんの遊び心を盛り込んだ作品がいっぱいです。小さな子どもさんから楽しんでいただけます。前人未到の摩訶不思議なトリック・アートの世界へ迷い込んだようです。
本校学生が再現した作品は、県立美術館 ロビー吹き抜けに作品は展示してあります。
展覧会にお越しの際は、ぜひじっくりと見てくださいね。