卒業生トーク会レポート ◆ スタイリスト 編
このページでは、トーク会であがったスタイリストへの質問を公開します☆
質問の前に簡単に職業について
●スタイリストってどんな仕事をしているんだろう??
雑誌、CM、写真などの撮影やファッションショーなどで一つのイメージに添ってスタイリングを完成させる仕事です。
幅広いファッションに関しての関心と感性やブランド・商品やお店の情報が必要とされ、トータルコーディネーション力も必要とされています。
それではQ&Aへ!
A:一番に気配り。タイミングを見て飲み物やスリッパなどを渡すなど小さなことでも。
そして現場に楽しくいるということが大切。もちろん一般常識も必要です。
A:洋服や小物など、発注する物の中に自分らしさを取り入れることで自分なりのスタイリングをしています。
A:雑誌は費用が掛からず洋服などを借りる事ができる場合があります。
A:学校を卒業した後は、スタイリストのもとに弟子入りしたり、自分でスタイリスト事務所を探して
手紙を送ったり、電話をしたりして良い師匠につけるまで努力しました。
A:専門用語もですが、自分の好きなブランドをひとつ持っておくと良いと思います。
A:デザイナーやブランドの名前、ファッション史、流行などを勉強しておくと良いです。
それと、マップ作りは色々なシーンでTPOをわきまえたコーディネート(服だけでなく小物や
アクセサリーなど)をマップ上でする事が出来るので、とても役立ったなと思います。
『○○の映画のイメージで』というような依頼もあったりするので、音楽や映画、写真家など洋服に
つながる事に興味を持ち、聞いたり観たりすることも大切です。
あとはオシャレをすること。
A:とある歌舞伎俳優さんのスタイリングを担当した際、仕事を終えた後
スタイリストとして働いたスタッフ全員にお礼と
「あなた方のおかげでとても気持ちよく仕事が出来ました。あなた方がいないと私たちは
この仕事が出来ないから」と感謝の言葉をいただいた事。
この俳優さんの事を心から尊敬できたし、今でも忘れられない仕事です。
質問以外にも沢山の体験談や経験談を聞くことが出来ました。
雑誌の中に出てくるトレンドキーワードを知っておくことや、ブランドの特徴を知っておくと良いということ。
決められた予算の中で自分らしいコーディネートを提案していると、「この人にコーディネートを頼むとこんな風になれる」という印象が持たれる、ということ。
「○○さんはカラーの合わせ方が上手。○○さんは綺麗なシルエットを作ってくれる。」など、その人にしかできない、得意分野を見つけてセンスを磨いていくことが大切だということ。
そして良い物をたくさん見て、たくさんオシャレをすること!
とお話してくださいました☆
●回答をしてくださった卒業生●
平成11年度卒業生 田中 円香 さん(スタイリストコース出身)
卒業後、島津由行氏に師事。現在は独立して、広告、CM、ファッション・カルチャー誌、ミュージシャンや俳優などのスタイリングを手掛けています。 |
元のページに戻る ◆ MD ◆ デザイナー ◆ パタンナー ◆ 縫製技術者 ◆ ファッションアドバイザー ◆