卒業生トーク会レポート ◆ 縫製技術者 (紳士服/ユニバーサル製品)編
このページでは、トーク会であがった縫製技術者への質問を公開します☆
質問の前に簡単に職業について
●縫製技術者ってどんな仕事をしているの??
デザイン画から起こした型紙や縫製指示書をもとに服を縫い上げるのが仕事。
既製服の縫製工場では、身頃や袖、衿など、パーツによって分業になっている会社もありますが、サンプル縫製や注文服など一点ずつ縫い上げることもあります。
婦人服、紳士服、ユニバーサル製品など、会社によって取り扱う製品が異なります。
それでは縫製技術者へのQ&Aへ★
A:就職したての時は、高度なレベルは求められていなかったです。
ただし、洋裁に関しての基礎的な技術は必要でした。
紳士服を縫製する技術は経験を積んで身につけていきました。
A:一人でスーツなどを作れるようになったとき。
全部の工程を自分で把握し、それを実践できるようになった事が嬉しかったです。
A:縫製だけでなくパターン(製図)がわかるようになることが大切です。
その他、トーク会では紳士服作りや布などについてお話をしてくださいました。
基礎の大切さと、全体を見通した上で作業を進めていく事の大切さを学生たちも実感したようです☆
*ユニバーサル製品とは・・・ユニバーサルデザインとは、体型・年齢・障害の有無に関わらず
全ての人のためのデザインということ。介護服や高齢者や障害者の方にも優しい製品です。
A:障害を持っている方やお年寄りのために役立っているということが分かること。やりがいを感じます。
A:会社の製品でマットレスを扱っているのですが、縫製する際に真っすぐにミシンをかけなければならないこと。真っすぐって意外と大変です。。
A:現場の流れを止めないためのスピード感と丁寧さ。
縫製する時は、素材に合わせてきちんと糸調子を合わせます。
商品を出荷する前に検品の作業もします。
細部までチェックして、より良い製品をお客様にお渡しできるように心掛けています。
A:基本的な技術を身につけておくことも大切ですが、まずは遅刻・欠席をしない事。
あいさつをきちんとする事。
そして何事も一生懸命がんばること。
●回答をしてくださった卒業生●
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平成22年度卒業生 小西 亮さん
会社 日本カスタムソーイング(株) 職種 紳士服縫製技術者 |
平成23年度卒業生 由木 学さん
会社 (有)ハッピーおがわ 職種 ユニバーサル製品縫製技術者 |